自分のイメージを伝える大変さ@Luca2021AW

こんにちは。Luca 総店長菅野です。宜しくお願いします。

昨日はLuca 2021AWの撮影でした。

恵比寿のスタジオで6時間くらいかけて12スタイルの撮影。今回は新しい試みをして若手スタイリストを中心にメイクはアシスタントにやってもらう形に。詳しくは→ https://kentakanno.com/18061

凄く可愛いスタイルがいっぱい撮れたのでセレクトが楽しみです。

超一流のカメラマンさんを準備。

今回のカメラマンさんは都内勤務時に凄くお世話になった太田さんにお願いしました。

ヘアカタログやタイアップなどの撮影をこなす、ヘア専門のカメラマンとして超一流。

打ち合わせの時に「シャッター時間が短いからある程度イメージを固めておいてね」「若い美容師さんはやりたい事が多くなり過ぎて最終的にまとまらなくなるから気をつけてね。」とかアドバイス頂いて挑んだんですけど、、案の定、次回の課題になったな、、

プロとプロの仕事。

今回はカメアシ（カメラマンさんの横で雑用）していたから課題がいっぱい見つかった気がします。

1番思った事はモデルやカメラマンに任せてる感を凄く感じたかな。（全員じゃないけど）

ヘアスタイル撮影ってさ。スタイリスト（作り手）が作りたい表現をカメラマンさん、モデルさんと一緒に表現するんだよね。指揮者は自分なのよね。相手もお金をもらってるプロだからね。一緒に最高の作品を目指す訳ですよ。

ただ指揮者がブレてたら「どうしたいの？」って感じになってしまう。

「スタイリストもイメージがあるけど伝えられない。。」って事がめっちゃ見受けられたな〜。だから人任せになってしまうんだよね。。言語化？？って言うのか？

確かにカメラマンさんとモデルさんの実力が高いと比較的まとまっていくし、可愛いスタイルは撮れてしまう。

ただ自分のイメージしていた感じと違っていたらそれは失敗だよね。

これを自分が上手いって勘違いしちゃいけない。

思ってるだけじゃなくて言う！ディスカッションする。

シャッター時間が20分しかない中で迷ってるだけだと何にも出来ないでヲワタちーん。になってしまう。

もっと自分の意思を伝えるようにするといいと思う。物理的に限界があったら言ってもらえるし代案だってくれる。

作品撮りも瞬間的な判断（現状確認）と行動（やってみる）と評価（ありorなし）と改善（他の提案）をするのが上手い人が自分が撮りたい作品になるのかな。って思う。

自分でシャッターをきるor自腹でカメラマンを払う

じゃあ。上手くなる為にはどうしたらいいか？は結構シンプル。

自分で一眼カメラを使ってみるのが1番いい。多分、若い子が可愛いとかオシャレとか思ってる人は自分で写真を撮ってると思うんだよね。スマホには限界あるし。

一眼をやると光の入り方とか構図とかヘア以外の勉強になるし。自分のやりたい事を伝えられるようになると思う。

菅野さんので良ければ貸し出すし、やりたい子が多ければ会社から支給してもらえるように交渉しますよ。※代表お願い

あとは1時間1万円とかで自腹でカメラマンをお願いすれば意地でも伝えるよねww

続ける事で絶対成長する。

今回の撮影では全くの的外れはいなくてみんな個性を出せたかな。

初めてアシスタントにお願いしたメイクもかなこさんと話して今後の課題が見えた気がするし。思った以上のパフォーマンスでしたね。

代表にはまず一年は広告費ではなく、教育費として見てほしい。必ずみんな成長してLucaに新しいビジュアルを作ってくれるはず。

期待してます。

撮影を観てたらやりたくなったなww