カット時間が早くならないのはなぜ？？

こんにちは。大宮美容室Luca lino:aの菅野です。宜しくお願い致します。

フリースタイルカットの練習を見ていて思う事があったのでログとして書きたいと思います。

Lucaのフリースタイルカット（スタイリストデビューの最終段階）では、60分でタイムを計りながらやっています。

無言で作業するのではなく、より実践に近いようにコミュニケーションをとったり、提案などするので初めては［時間に入らない］［急いでクウォリティーが下がる］など問題はいっぱいあるんですよね。

時間はお金と同じくらい大切。

昔から［時は金なり］というくらい時間は大切です。今は10分もあればいつでも好きなアーティストのMVが見れるし、そもそも提示している時間に終わらないのは約束を守らない人になってしまう（これは常に意識して働いている）

アシスタント時代からタイムをしっかり測って練習するのは［時間を意識して仕事をする習慣をもってほしい］からなんですね。

カウンセリングの時にどれだけイメージができるか？

では。手を早く動かせばいいのか？そんなの限界があるよね。

1番大切なのは【カウンセリングの時にどれだけゴールに近いイメージができるか？】なんだよね。

図で言うとこんな感じ。

Aさん（早く仕上げられる人）は初めのカウンセリングでイメージを明確にして施術をしながら答え合わせをしている。

イメージしたヘアスタイルを完成した後に似合わせや細かい部分をお客様に合わせていく。

キャリアが長いスタイリストなどはこの感じ。

Bさん（時間内に終わらない人）は初めのカウンセリングで明確ではなく、何となくでスタートしてしまう。

話しながらイメージを共有しようとして仕上がりブレてしまう為に時間がかかり、デザインもブレてしまう。

手を早くするだけじゃ早く技術は出来ない。

「早く仕事をして」と言うと、ほとんどの人が手を早く動かす選択をするけど、美容師の場合はイメージ力がどれだけ出来ているか？だと思う。

複数回通ってくれてる顧客様は好きなヘアスタイルのイメージも明確だから早い。

これは全部（カラーやパーマ）の技術に共通する事。

髪質を見て、お客様の理想を聞いて、自分の中で完成をイメージする力がどれだけ養えるか？を今後も意識して教えていきたいと思います。

カウンセリングって凄く大切。っていう独り言。